中央区の認可保育所の情報をデータ化してみました

f:id:ninofku:20170212170751p:plain

 どうも、ほづみゆうきです。中央区認可保育所に関する延床面積や園児定員、職位数など様々な情報について(人力で)データ化してみました。すでに来週には平成29年度4月からの結果が出ようというタイミングで随分間が悪いことは理解しているところですが、せっかく作ったので公開します。来年の募集のタイミングでは多少役に立つかもしれません。最後の方には作った経緯や思うところも書いています。

 

  • 中央区認可保育所に関する生データ
  • 生データから作成した各種グラフ
    • 園児1人あたりの延床面積
    • 園児1人あたりの保育士/職員
    • 保育園情報のマッピング
  • 作成に至った経緯 
  • 終わりに(という名の愚痴)
続きを読む

予算や保育園申し込み状況に関する開示請求の結果がきました

f:id:ninofku:20170211142317p:plain

 どうも、ほづみゆうきです。Twitterの方では取り急ぎ報告したところですが、開示請求の結果が来ました。結果としては全て非開示でした。ただ、せっかくなのでどういった内容が来たのかについての共有と今後の展開についてもお知らせしたいと思います。

 

  • 開示請求を行った内容
  • 開示請求の結果通知
  • 結果の詳細(予算書、決算書について)
    • 請求内容とその回答
    • 内容の解説
    • 結果に対する所感
      • 1) 情報提供の「媒体」が異なる
      • 2) 情報提供の「方法」が異なる
      • 3) そもそもこの項目の妥当性への疑問
    • 今後の展開
  • 結果の詳細(保育園の申し込み状況について)
    • 請求内容とその回答
    • 内容の解説
    • 結果に対する所感
      • 1) データが存在しないとは到底思えない
      • 2) 「7)〜9)」の不存在への説明がない
    • 今後の展開
  • 終わりに
続きを読む

予算や保育園申し込み状況に関する開示請求を行ってみました

f:id:ninofku:20170205165938p:plain

 どうも、ほづみゆうきです。今回は、現在提出している中央区への開示請求について書きます。先日の記事の中で、このブログで今後やっていこうとしていることについて以下のように書きました。

「行政に関心を持ちましょう」と言ったところで、それでは具体的に何から始めるべきでしょうか。それは、ご自身の住んでいる自治体の中での、ご自身に関心のある施策がどのように行われているのかを調べてみることがもっとも良いのではないかと思います。その分野に関して、自治体がどのような目標を立ててどのような計画を立てているのか、それがどの程度実現しているのかを調べてみましょう。

 

わたしがこのブログでやろうとしていることは、これまで書いてきた「住民として行うべきこと」について具体的にわたし自身が取り組んでいくことにより、その一つのロールモデルとなることです。この取り組みは、わたしが現在在住している中央区を対象として行います。また、同じような関心を持った方が他の自治体でも同様の取り組みが行えるように、行政の仕組みや具体的な手続き内容についても紹介していきたいと考えております。多くの方にとってこれらの仕組みを理解することは困難であると思われるためです。

詳細はこちらの過去の記事をご覧ください。 

ninofku.hatenablog.com

  つまり、行政に関心を持つことの第一歩として、関心の持っている分野について自分の住んでいる自治体がどのように運営されているのかについて調べてみることをお勧めしました。そして、その一例として自分自身が在住している中央区に対して具体的に取り組んでいくことを述べました。この開示請求はその一環であり、今回はその内容や意図について書いていきます。

  • 開示請求制度について
    • そもそも開示請求とはどういう制度なのか?
    • どのような文書が対象となるのか?
      • ① 開示手数料が安く済む
      • 二次利用しやすい
    • どのような手順で請求を行うのか?
  • わたしが今回開示請求を行っている内容
    • 予算、決算に関するもの
    • 保育園入園の申し込み状況に関するもの
      • ① 認可保育園の申し込み状況
      • ② 保育園入園の申込における歳時クラス別の利用調整指数の分布 
  • 終わりに

 

続きを読む

「待機児童ゼロゼロ詐欺」について、中央区での定義を確認してみました

待機児童のイラスト

 どうも、ほづみゆうきです。待機児童関係で新しいトピックがありましたので、乗っかります。わたしが気付いたきっかけは、ピコシムさんの以下の記事。

 

www.picsim-blog.com

 

続きを読む

待機児童解消のためにも、男性保育士の活用を。

f:id:ninofku:20170129152641p:plain

はじめに

 どうも、ほづみゆうきです。男性保育士に関する議論がここ最近広がっていますので、このブログでも取り上げたいと思います。議論のきっかけとなったのは熊谷千葉市長による、千葉市の「男性保育士活躍推進プラン」の報告とその経緯に関するツイートでした。

 

togetter.com

 

  • はじめに
  •  男性保育士に関する議論への意見
    • 保育分野における人材不足
    • 保育士不足の原因
  • なぜ男性保育士の増加が離職率低下をもたらすのか
    • 現在の保育士は圧倒的に女性が多い
    • 一般的に男性の方が離職率が低い
    • 看護師の事例
  • 終わりに

 

続きを読む

なぜ行政の改善サイクルは機能しないのか?その原因と改善への道筋について

f:id:ninofku:20170109231758p:plain

はじめに

 どうも、ほづみゆうきです。前回の記事では日本の行政の最大の問題点として「業務の実施にあたって明確な目標設定も進捗管理もなく、結果からの改善もない」という点を挙げました。詳細はこちらをご覧ください。

 

ninofku.hatenablog.com

 

 今回はこの点をさらに掘り下げるために「なぜ行政の改善サイクルは機能しないのか」についてのわたしの意見を書きます。さらに、その上で、どうすれば現状を改善できるのかについての提言も行います。

  • はじめに
  • 問題点1:評価制度上の問題
    • POINT1:評価制度それ自体は普及している
    • POINT2:評価制度の活用に課題がある
    • POINT3:元々の評価制度を変化させつつある
  • 問題点2:住民の関心のなさ
    • 住民の関心のなさに関する調査結果
      •  1) 住民参加への意向
      • 2) 首長の政策に対する認知度
    • 無関心による改善サイクルへの弊害 
      • 1) 住民からの不満の噴出という起点
      • 2) 自治体内部の職員の自主的な改善
  • 改善サイクルの実現のための道筋とその方向性
    • 改善のための道筋は何か
    • 具体的には何から始めるべきか
    • このブログがやろうとしていること 
  • 終わりに
続きを読む

実は自治体アンテナショップの宝庫、銀座。

 

f:id:ninofku:20170116000423p:plain

 どうも、ほづみゆうきです。たまにはブログっぽいゆるい記事も書いてみようと思います。今日たまたまニュースを眺めていたら、以下のような記事がありました。

千代田区有楽町の東京交通会館にある北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ有楽町店」の売り上げが二〇一五年度、都内で地方自治体が開設する五十四店の中でトップとなった。同店は一般財団法人地域活性化センター」のアンケートに売り上げを「十億円以上」と回答。記録のある〇九年以降で一店舗で十億円を超えた店は初めてという。

www.tokyo-np.co.jp

 

 北海道のアンテナショップ、「北海道どさんこプラザ有楽町店」が都内で売上トップとなったとのことです。これは話の掴みであって、書きたいのはタイトルのとおり銀座界隈には自治体のアンテナショップが多いよ、ということです(交通会館は有楽町で、有楽町は千代田区ですが「界隈」ということで。。)。記事にもありますが、銀座界隈にはかなりの数が集中しています。Googleマップでプロットしてみましたので眺めてみてください。交通会館付近は集中しすぎてズームしないと見えません。また、若干離れた場所もありますが、ついでということで。

 

 

続きを読む
Copyright © 2016-2018 東京の中央区で、子育てしながら行政について行政について考える行政について考えるブログ All rights reserved.