飲食店への子連れ入店拒否について、1人の父親として考える。

カフェ・喫茶店のイラスト(建物)

 おはようございます、ninofkuです。今日は一部で話題になっている飲食店での子連れ入店拒否に関する話題について書いてみます。

 発端は「グッディ」というテレビ番組だそうです。番組そのものを見ているわけではありませんがWeb上での扱いを眺める限り、岡山県の和風カフェが子どもに障子などを破られたことを受けて、子ども連れの客をお断りするようになったという内容であるようです。店舗側としては店の雰囲気を守るためにやむなしの対応というトーンなのですが、「障子を破れないものに代えるなどの策はないか」という極端な反対派の意見も合わせて紹介したことにより、賛成反対それぞれに盛り上がりを見せているようです。

togetter.com

このカフェへの対応についての意見

 この話題を受けてのわたしの考えは以下のTweetのとおりです。

  「子どもの躾けは親の責任で、それができないのならば飲食店に来るな」という意見は、若干行き過ぎであるように感じます。一時期Twitter界隈で話題になっていた以下の吉川景都さんの画像が非常に分かりやすいのですが、子どもは年代によっては親が何と言おうと騒ぐものだからです。程度の問題はあるものの、騒ぐことが許容されないのであれば子どもが小さいうちは飲食店を利用することはできなくなってしまいます。

 とはいえ、「子どもは宝だから入店拒否はけしからん」という意見にもわたしは賛同しません。それぞれの店は店主が自己責任のもとに商いをやっているのであり、客を選ぶという選択肢も与えられて然るべきです。当然それによって店を潰すというリスクも背負うことになりますが、それは店主の経営判断です。したがって、子どもだろうが老人だろうが、来てほしくない客に対しては張り紙するなりWebサイトに書いておくなりしておけば良いのではないかとわたしは考えます。

 

 わたしの家庭としては、妻も働いていることから休日はお互いに楽をしたいので休日の昼は外食することが多いです。子どもが少々騒いでも支障ないような大きめの店、雰囲気重視で子どもが触ったりするとまずい調度品のない店を選ぶなど多少の配慮はしているところですが、その限りにおいてはどのお店も非常に好意的に対応していただいています。子ども用の椅子を出してくれたり、小さい取り分け用のプラスティック容器にスプーン・フォークを提供してくれたり。毎日毎日食事の献立を考えて作るのも大変ですので、今回のような報道に萎縮することなく外食もうまく活用することが子育てを無理なく楽しく進めるには大切ではないかと思います。

今回の議論で感じたこと 

 これらの議論に限らず昨今のWeb上の議論を眺めていて感じるのは、極端な賛成もしくは反対の意見を挙げて、その極端な意見に対するさらなる極端な反対意見が出てきてという連鎖によって、どんどんと窮屈な世の中になっているのではないのかという点です。今回の例で言えば 「子どもは宝なのだから入店拒否などけしからん」という極端な意見が出てきたことにより「子どもの躾けは親の責任で、それができないのならば飲食店に来るな」というこれまた極端な意見が出てきて、子育て中のファミリーとそれ以外の人たちとの間に無用な対立を生んでしまっているように思われます。

 何が良いか、何が悪いかについて、白黒はっきり付けられることは決して多くはありません。かなりの程度をグレーな部分が占めているのであり、緩やかなルール決めをしつつそれをお互いに許容し合うことがその社会の居心地の良さに繋がってくるのではないかと思います。今回のケースで言えば子育て中の親は迷惑をかける側なので、お前がその立場で言うのはおかしいという批判もあるでしょうが、これはたとえば喫煙者とそれ以外などについても同様です。わたしは喫煙者ではありませんが、喫煙者が喫煙スペースなどの定められた場所で吸っている分には何とも思いません。

 

 最後にもう1つ言っておきたいことを。今回の議論で思い出したのは、昨年参加した「チャレンジ!!オープンガバナンス」という自治体と住民とでの地域課題を解決するコンテストで知った「みやまえ子育て応援だん」という活動でした。

miyamaekosodate.jimdo.com

 色々と活動を行われているようですが、コンテストに応募されていたのは、子育てをサポートするサービスや商品、事業などを提供している店や施設にステッカーを貼るという活動でした。これらの施設をWebなどで公開することによって住民側は子育てに優しい施設を発見することができ、店側としては良い宣伝にもなります(確認したところ、現時点でそれらしきWebサイトはないのですが。。)。今回のような衝突や子育て世代の萎縮を防ぐ1つのポジティブな解決策ではないかと思います。このような活動がもっと広がることにより、異なる考えや立場の人たちが混じり合いつつもバラバラに、うまい具合にそれぞれ楽しく暮らすことのできる世の中になって欲しいところです。わたしとしても、このようなことを中央区でも行えればと考えています。これはそれこそわたしが立ち上げたCode for Chuoの活動としては最適かと思いますが、いかんせん体制が不十分であり現状では困難です。もしこのような活動にご興味がある方がおられましたら、以下URLのお問い合わせ先にご一報いただけるとありがたいです。

c4chuo.strikingly.com

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