中央区でPayPaydeのキャンペーンが始まったので調べてみました

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 おはようございます、ほづみゆうきです。今週「区のおしらせちゅうおう」を見てたら中央区で地元の店舗の支援策としてPayPayでのキャンペーンをやるということを知ったので、一人の区民として最大限活用するべくあれこれ調べてみました。オトクに区内のお店を支援できるものですので、、ぜひぜひご活用いただけたらと思います。

どんなキャンペーン?

 中央区のお店でPayPayを利用して支払うと、その利用額の20%が後でPayPayのポイントとして戻ってくる、というキャンペーン。PayPayと自治体が共同で行っている「地方自治体と共同で実施している「あなたのまちを応援プロジェクト」の中央区版です。たとえばランチに行って1000円だったとすると、200円分のポイントが返ってきて実質800円で食べられるということなのでかなりオトクです。

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 注意点は対象となる支払い方法で、基本的にはPayPay残高からの支払いが対象という点。残高から支払うためには、事前にチャージをしておく必要があります。

 ヤフーカードをお持ちの方であれば単純にアプリからクレカ決済でチャージすれば良いのですが、そうでない方で楽なのはセブン銀行のATMからのチャージだと思います。現金を持ってセブンイレブンに行けば、その場でチャージ可能です。

paypay.ne.jp

 

 ポイント付与の上限は1回あたりの使用で3000円、期間あたりで12000円。最大6万円まで20%の還元を受けられる、という計算になります。それ以上使ってもポイント付与は受けられませんので、6万円ギリギリを攻めるのが最大限活用する道です。ざっと利用ケースを整理するとこんな感じ。

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 そして、期間は4/1から4/30までの1ヶ月。けっこう短い!ということで上限額まで使い切るというのはなかなか難しそうです。 

どこで使えるの?

 使える店舗は、PayPayアプリから探せます。PayPayアプリを起動して「近くのお店」を選択するとマップが表示され、そこから画面上部の「おトク」にチェックを入れると対象の店舗だけを見られます。

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 この店舗検索の使い勝手は正直イマイチな印象です。マップを動かしても店舗の情報が更新されたりされなかったり。個人的にはリストでざっと眺めたいのですが、中央区やPayPayのWebサイトを見てもそのようなものはなかったのでこのマップから探すしかなさそうです。

 

 今回のキャンペーンは中央区内の中小店舗の支援ということで対象店舗はけっこう限られていて、本当に区内の店だけが対象になっているなという印象

 

 過去にあった同様の取り組みであるプレミアム付商品券の場合、セブンイレブンファミリーマートといった大手コンビニやビックカメラなどの家電量販店も対象になっていたのですが今回は対象外*1。大手のスーパーについても、イオン系列の「まいばすけけっと」は対象外、イオンほど大きくはない富士シティオが運営する「デリド」は対象だったものの、今回はどちらも対象外でした。

個人的おすすめ店舗

 我が家の使い方としては、家族での食事での利用がメインになりそうです。昨日さっそく利用したのは「築地ほわいと」さん。天気が良かったので子どもたちと隅田川沿いの公園で食べました。やさしい味のオムライス、子どもも喜んでました(写真撮り忘れた)。

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 あとは、個人的にコスパ最強で推しの新川にあるお弁当屋さん「ミート&ランチ オダカ」さんも対象なので嬉しいです。期間限定でいつまでやってるか分からないですが、カキフライは超オススメ。でかくてうまくて安いのです。定番のポークピカタも美味。

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 とはいえ外食だと限界があるので日常的な肉や野菜、牛乳といった買い物で使える店はないかと調べてたところ、ひとつだけ見つかりました。それは「ニューみ乃り屋」さん。築地にある個人経営ぽい風貌のスーパーです。店舗サイズは大きくないものの品揃え豊富で値段もお手頃ということでちょいちょいこれまでも利用していたのですが、4月は特に利用が増えそうです。

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最後に

 今回は中央区のPayPayキャンペーンについて利用するにあたって調べたことについて記事化してみました。うまく利用して、新型コロナウイルスによる外出自粛で苦しんでいるお店の支援をしつつ、オトクに買い物や食事を楽しみたいものです。

 

 このブログの趣旨として、ちょっと行政にかかる話も少しだけ。

 今回のキャンペーンと同様の取り組みとしては、いわゆるプレミアム付商品券という事業があって中央区としても何度か実施されています。25,000円分の商品券を20,000円で購入できるよ!といったモノですね。疲弊している地域の小規模店舗を応援するという目的は素晴らしいのですが、気になるのは事務コストの部分です

 

 物理的な紙のチケットという形状であること、申請して購入するという手順になっていること、利用できる店舗が登録制であることなどから、これらの作業の事務作業が必要になり、商品券のプレミアム部分(2.5万円分を2万円で購入するとするとその差額の5000円分)以上にコストがかかっているのです。ちなみに、中央区での昨年の取り組みではJTBに外部委託されていました(委託費用がどの程度かは決算の資料を探して今度調べてみようと思います)。

 

 今回の施策はPayPayというプラットフォームを利用することで新たにお店の登録や申請という手続きは不要なので、プラットフォームへの支払いはあるにしてもプレミアム付き商品券と比較すると相当程度コストは抑えられているのではないかと思います。補助の対象を特定のプラットフォームに限定するということで他の決済事業者、PayPayを利用していない人たちからすると不平等という指摘はあるかもしれないですが、双方のコストと利益を比較検討した上で、本来の目的(今回でいうと中小の店舗の支援)に対してより合理的な選択ができると良いなと考えます

*1:コンビニの場合、フランチャイズだと見た目は大企業でも実態は中小店舗なわけで扱いが微妙なところではあると思いますが

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